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2016-02-20 (土) 13:30~15:00
つどい
信仰を語る会

 

アッサラーム・アライクム

 

標記の会を2月の第3土曜日に開催しますので、ご関心の向きは是非ご参集ください。

 

日時;220(土)13時半~15時。時間厳守で開始します。

場所;JMA代々木事務所

内容;『イスラームの善と悪』平凡社新書、ただし次回は101107及び152~159ページ。

幹事;アミーン水谷理事

特記事項;男女成人対象。事前登録不要、会員の紹介による非会員・非ムスリムの参加可能。飲み物は各自持参。

1.第21回会合のテーマは「慈悲」と「妬み」ということでした。

1)慈悲
 
慈悲は本来アッラーのものだが、人に関しても流用される。情け心に近いが、アッラーのものだけに定義は難しいとされる。特定の対象に対する「慈悲深い(ラヒーム)」と一般への「慈愛あまねき(ラフマーン)」は重要な区別。後者はアッラーだけがなしうるものだからである。慈悲に似た働きとして愛情がある。アッラーへの愛情(敬愛、マハッバ)とそれ以外の愛情(フッブ)は区別される。敬愛の内容は、アッラーへの称賛と嘆願である。アッラーが好まれるのを人は好むことが求められている。逆アッラーが嫌われるものを、人は嫌うことも必要であり、それはアッラーへの敬愛の一態様である。
 
原理主義者がイスラーム法の全面適用を厳しく主張する中、イスラームは戒律重視ではなく、元来、慈悲の教えが中心であると強調されて、1980年代以来、特に注目されることが多くなっている徳目である。

2)妬み
 
人に不幸や災いを願う心であるが、クルアーンにもそれを戒める言葉や逸話は多い。人の幸福や繁栄が自らの不幸や不利さであると映る場合、その原因となる。妬み心はアッラーへの感謝を忘れ、不信への道を開くので戒められる。その克服のためには、人は試練を受けることが定めであること、そして人は本当のところは福か災いかの区別がつかないがそれはアッラーのみが知りうること、などを想起する、そしてアッラーの全能を思えば安寧の心で満たされる。

2.次回第22回は、「嘉し(リダー)」と「嫌気(ヤアス)」という徳目がテーマとなります。