Information

2013-06-12 00:00:00

ハラールとは「合法的なもの」とか「許されたもの」を意味するアラビア語である。この対語として、「不法なもの」とか「禁じられたもの」を意味するハラームがある。

 

ハラール食品について;

ハラールな食品についてクルアーンで次のように述べている。

「それでアッラーがあなたがたに授けられた、合法にして善いものを食べなさい。」(16章114節)このクルアーンの中で、ハラールな食べ物についてハラーラン タイエバン(合法的で善い物)と表現されている。タイエブとは清潔、清浄、健康的、環境保全の上で善きという意味になる。

従って、ムスリムは食べ物に関して敏感にならざるを得ない。

またハラールではない禁じられた食べ物についてつぎのように述べている。

「あなたがたに禁じられたものは、死肉、(流れる)血、豚肉、アッラー以外の名を唱え(殺され)たもの、絞め殺されたもの、墜死したもの、角で突き殺されたもの、野獣が食い残したもの、(ただしこの種のものでも)あなたがたが止めを刺したものは別である。」(5章3節)

死肉とは、イスラーム法的に屠畜されなかった動物肉をも含める。血とは、動物から流れる血で、

屠畜後に体内に残った血ではない。豚肉は、不浄とされ、豚の体内から抽出したもの、脂肪や皮や毛など全てを含む。また、豚および豚由来のものに触れたものも不浄とされる。

また酒(ハムルと呼ぶ)も禁止されている。

「あなたがた信仰する者よ、誠に酒と賭け矢、偶像と占い矢は、忌み嫌われる悪魔の業である。これを避けなさい。おそらくあなたがたは成功するであろう。」(5章90節)

ハラール認証の必要性;

ムスリムはシャリーアに適った生活をすることにより、現世で成功し、来世でアッラーから多大な報酬が得られると信じている。従って、ムスリムにとって、日々口にする食べ物がハラールであるかどうかは大変重要なことになる。単なる食の安全だけではなく、アッラーに対する信仰体現の一部となっている。このため各国のハラール認証団体はムスリム消費者を安心させ、彼らの信仰体現の手助けの役割を担っている。

当協会も認証団体の一つである。

当協会のハラール証明書は、原則として、日本の企業がイスラーム諸国向けに製品を販売したい時に、ハラール性を見てほしいと頼まれたときにのみ、イスラーム法に照らし合わせ、厳しい査察・検査を行った結果、発行するものである。

尚、ハラール性に関る判定は、科学委員会による科学的精査結果に基づき、イスラーム諸国でイスラーム学、シャリーア学を専門に習得しijazat al=aliyah資格を有するムスリム(複数)によるシャリーア委員会が行っている。

以上